東京大学腫瘍外科・血管外科のロボット手術とは。

東京大学腫瘍外科・血管外科では大腸がんや結腸がんの治療に、ロボット手術の技術が取り入れられています。ロボット手術とは手術の正確さと患者さんの身体に対する負担を軽減することを目的に、アメリカで開発された技術です。この技術は遠隔操作により外科医が直接臓器に触れることなく、指先の動きを患者さんの身体の内部で正確に再現できミリ単位の手術が可能なのです。

またロボット手術は患者さんの腹部を開かずに手術することができますので、外部からの細菌の侵入を減らしたり、そして計測しながら手術ができますので人間の手よりも正確に手術できるのが特徴です。

東京大学腫瘍外科・血管外科でもこの技術を活用して、平成24年12月時点では既に15症例が行われました。この手術はこれからの安全な手術方法として他の医療機関からも注目されています。

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